具体例その1
数年前に東京都内で分譲された某「デザイナーズマンション」では、その意匠デザインにヨーロッパの建築家を起用したようなのですが、外壁の配色とその素材とが周辺の街並みとはかなり不調和で異質なものでした。さすがにマズイと思った事業主がデザインの変更を依頼したものの頑として受け入れてもらえず、結局はそのまま販売せざるを得なかったとのことでした。このように、デザイナーズマンションでは、デザイナーのこだわりが強すぎることも多く、妥協点が見いだせないということもあるようです。また、海外のデザイナーですと、周辺の街並みとの調和ということにおいては、感覚の違いがあるのかもしれません。本来、デザイナーズマンションは、建物そのもののデザインだけでなく、周囲との調和ということも求められてしかりだと思います。